空気が読めないということ

最近、空気を読まずに突き抜けた才能を示し、結果を残す人を称賛する傾向にあるのではないかと感じています。

 

空気を読まずに自分の考えを貫けるのは素晴らしいことだとは思います。しかし、その裏で、空気が読めずに苦しんでいる遥かに多くの人たちがいるのではないかとも感じています。

 

空気が読めない。その場での振る舞い方が瞬時に判断できない。まわりを観察する。他の人がどのように感じるのか想像する。行動が遅れる。自己嫌悪に陥り、自己評価を下げる。その繰り返しの悪循環。

 

違いはどこにあるのでしょうか。

 

他の人がどのように感じるのか。他の人からの評価を気にするか否かに尽きるのではないでしょうか。

 

言い換えると、自分の考え、判断、行動など、全てを肯定的に受け入れることができない。

 

もっと自分のことを認めてあげる。他の人は、自分で思うほどには自分のことを気にしてはいないのですから。

 

強い自戒も込めて。